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園長からのメッセージ
調布幼稚園は大正15年に開園されました。まだ、国としての幼稚園教育の指針が示されていない時代に幼児教育を進めてこられた初代園長を初め、歴代の園長、そして、真心をこめて園児たちを育ててこられた教職員と多くの方々のご支援のお陰で、本園は多くの卒業生を送り出し、大きく飛躍してまいりました。
調布幼稚園の教育目標は「生きる力をはぐくむ」です。本園は身近な自然や環境に恵まれています。その環境に自らかかわり、豊かな体験を通して「生きて働く知恵」を育んで欲しいと願っての目標です。
私たち教職員はこの目標を実現すべく、子どもたちが自分のやりたい遊びを見付け、試行錯誤したり、考えたり、友達と一緒に木登りしたり、虫探し、栽培活動など、四季折々の自然にふれながら、「体験を通した生きて働く知恵」を育むよう努めてまいります。教師同士が日頃から協力して連絡を密にし、子どもたちの興味や関心をとらえ、幼稚園全体で子どもの育ちの支援をしてまいります。
豊かな土壌で暖かな太陽の日差しを受け、時に自然の厳しさに耐えながら苗木が大きくなるように、子どもたちが調布幼稚園での生活を通して、たくさんの愛情を受けたり、時に自分の思い通りにならないことを我慢したり、話し合ったりして、周りの友達と楽しく生活できる力を身に付けていけるように支援してまいります。
今でしかない貴重な幼児期に、子どもらしくのびのびと生活し、自分のやりたい遊びを見付けたり、友達と思いきり遊んだりしながら、生きる喜びを心にたくさん蓄えられるよう努力してまいります。
幼児期に体験した「生きる喜び」や「体験を通して得た知恵」は、子どもたちの未来を大きく開いていくものと信じています。幼児期の学びは、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものなのです。
私たち教職員は、保護者の皆様、地域の方々やお子様たちをとりまく全ての人々の思いや願いを真摯に受けとめ、互いに協力しあいながらお子様の成長の芽を大切に育ててまいります。
お子様の調布幼稚園へのご入園を心よりお待ち申し上げております。
園長 山形 美津子